
はじめまして。そしてようこそ!
こんにちは!ボイストレーナーの桜田ヒロキです。
このサイトにたどり着いたあなたは、恐らく自分の声や歌に何か不満や、コンプレックスを持たれているのではないでしょうか?
そして、何とかそれを解決していきたいとも思っている事でしょう。
その悩みを解決するお手伝いをさせていただくのが、僕のお仕事です。
僕自身もあなたに自信を持って、おすすめできるボイストレーニングの方法を見つけ出せるまで何年もかかってきました。
初めて録音した自分の声を聴いて大ショックを受ける
歌をはじめてすぐに先輩達に誘われてロックバンドを組み、それなりに周りにも褒めてもらえていました。
録音も当時はスタジオの中でテープレコーダーで行う簡易的なものでしたが、自分の歌もまぁまぁかな?ぐらいに思っていました。
しかし10代のある日、きちんとしたスタジオ設備で自分の声を録音をする機会がありました。
その歌があまりにもヘタでショックを受けた日を今でも覚えています。
叫ぶような美しくない高音。
息が漏れたような低音。
安定しない音程。
ひっくり返る声。
これでは、あまりにも人に聴かせるのに恥ずかしいと思いました。
そして都内のボイストレーニングスクールへ通う日々
しかしどうでしょう?
何ヶ月経っても、お世辞にも進歩があるとは言えない状況でした。
来る日も来る日も、
「高い声を出すにはお腹でささえて!」
「喉の力を抜くには喉を開いて!」
「もっと喉を開いて!」
「違う!もっと口角を上げて!」
「腹式呼吸!腹式呼吸!!腹式呼吸!!!」
と言われるばかり。
そして、数々のスクールや先生をひたすら旅をするかの様に渡り歩きました。
この時、僕は世界で最も不満を抱えた歌手だったと思います!

勇気を持って人生初の海外へ!
海外へ行けばきっと何かが変わると思い、人生初の海外でカナダへ住み着くという、今思えば若気の至りみたいな事をしました。
当時、ホームステイをしたのですが、ファミリーに「Do you understand?(わかったかい?)」と聞かれても、「Understandってなんだっけ?」と辞書を調べるようなレベルの英語力でしたので、今考えても行動力があったんだな~と思います。(笑)
カナダについてまずは英会話学校に通いながらボイストレーニングのレッスンを探し、実際に受講しに行ったりもしました。しかし……。
「あなたの声はまっすぐ出過ぎてるから、もっと頭の後ろから鳴らしてみて?」
「腹筋ボールを使って練習するのよ。」
「もっと喉を開いて!お腹でしっかり声を支えて!」
あれ?日本で言われてきた事とあんまり変わらない。
これじゃあ、海外まで出て来た意味なんてなかったな……。
良いボイトレ・メソッドがあると信じて渡航したのに、実際には日本のボイトレ事情とあまり変わらなかったのです。
こんなに絶望した事はありませんでした。
荷物をまとめて引き上げようと考えた事もありました。

しかし”あるボーカルメソッド”との出会いが僕の人生を変えました
“セス・リッグス氏 Speech Level Singingメソッド”
グラミー賞120人、ブロードウェイ・スター達もこぞって習うボーカル・メソッド“Speech Level Singing“に出会いました。
このメソッドを僕に教えてくれたのは、元Speech Level Singingのマスターインストラクター、スペンサー・ウェルチ氏でした。
はじめは正直、今までのボイストレーニングではやった事のないエクササイズばかりで混乱しました。
発声練習では変な声で「ネイネイ」言わされたり、あくびをした様な声で「ぐっぐ」歌わされたり、「本当に大丈夫かな!?」そんな風に思いました。
しかし、ほんの20分くらいのエクササイズを終わった後に少し曲を歌ってみると、今まで歌えなかったような曲が歌えるようになっていたんです!
今まで受けてきたボイストレーニングでは、地声は地声。
裏声は裏声だから、力強い声を出すためにはひたすら地声の訓練ばかりしてきました。
しかし、Speech Level Singingでは今まで出した事の無い様な音域で、裏声までしっかり練習させられました。
その結果、僕が求めていた地声的な発声法を驚くほど早く、安全に習得する事ができました!
この時、確信を持ってこう思いました。
このボーカル・メソッドを日本に持って帰らなくちゃ!
そう思った僕は滞在中、なけなしのお金を振り絞って週2回のレッスンを受け続けました。
そして留学の最終日、スペンサーはこう言いました。
「カナダ人やアメリカ人を多くトレーニングしてきたけど、ヒロキは英語が母国語じゃないのに彼らよりもがんばってくれた。誇りに思うよ。」
その言葉を受け、帰国後もこのメソッドを学び、必ずこの技術を日本で伝えようと決意をしました。

日本に帰ってからは何度もロサンゼルスに研修へ…
日本へ帰ってからは、オフィス・ワークをしながら定期的にロサンゼルスに通いました。
(余談ですが、このオフィス・ワークであの厚切りジェイソン君と出会って仲良しになり、今でも親友の一人です。(笑))
ロサンゼルスでは、あのSpeech Level Singingの創始者で、マイケル・ジャクソンやスティービー・ワンダーのボーカルコーチのセス・リッグス氏から何度もレッスンを受けさせていただきました。
レッスンの見学も惜しみなくさせてくれ、今は亡き、ナタリーコールのレッスンを見学をできた事は一生忘れられません。
さらには当時のSpeech Level SingingのCEO、Dave Stroud氏からは、徹底的に発声のメカニズムや理論を教えていただきました。
そして公認インストラクターとして認定
そんな甲斐もあって、発声のテストを受けたり、認定テストとして現地のアメリカ人を教えたりした結果、日本人としては2人目のインストラクター認定を受ける事ができました。
その後は海外からマスターコーチを招きながら、大先輩のインストラクター達のレッスンを軽く1,000時間以上は見学させていただきました。
この時間数は「認定資格を持った事がある」というインストラクターの10倍以上の学習時間だと思います。この見学時間、レッスンの聞き起こし、理論チャートの書き起こし作業が今の僕のトレーナーとしてのスキルを支えてくれていると思います。

さらなる発声理論の開発に向けて
Speech Level Singingは2013年に卒業しましたが、それまで歌手としての学習期間も含めて約10年間所属させていただきました。本当にセス・リッグス氏やマスターコーチ達には感謝してもしきれません。
現在では、発声科学の第一人者、Ingo Titze博士が教育顧問を務めるVocology in Practice (通称ViPチーム)に属しています。
この団体では、過去に僕たちがSpeech Level Singingで行ってきた発声理論の科学的な検証や、技術を次のステップに進めるための研究が行われています。
実際に、この研究発表を受けて新しく組み上げた技術を僕も実際に使い、多くのクライアント様に高い評価をいただいています。
Speech Level Singingの”次のメソッド”へ
このスタジオでは実際にトップスター達が使っている理論やトレーニング法、僕自身がが過去に体験してきたレッスンの素晴らしさをあなたにも体験していただきたいと思っております。
そう。あなたが毎日テレビで観ているスター達が受けているレッスンと全く同じ内容を受講していただけます。そして1日も早く声の悩みや歌の悩みを解決させていただきます。
僕がご提供するのは「声を前に出しなさい」「喉を開きなさい」と言ったボンヤリとしたトレーニング法ではなく、「どのようにすればあなたの望む発声に近づけられるのか?」という所まで掘り下げて、より理論的で明確なレッスンを行っています。
僕自身が世界中をまわってどん欲に勉強をしているように、きっとあなたも声に対して知りたい事で溢れていると思います。そのお手伝いを少しでもさせていただければ幸いです。
僕もあなたと同じ、歌を勉強する学習者です。
今まで、僕が海外で勉強してきた事を全力でお届けします。
僕と一緒に楽しくがんばりましょうね!