お知らせ一覧

  • 声にとって適切な練習時間や本番の時間って?

    コロナ渦に入ってから、2時間のライブや舞台を昼公演、夜公演と2公演行う事がわりと普通になりました。 これによりアーティストの声のケアや、安全な発声法の需要が一気に高まったように感じます。 実際、アーティストから「昼、夜の2回公演に耐えられる声にして欲しい」と発注を受ける事もあります。 この「長時間歌う」と言う事に関して言うと、よくクライアント様からされる質問の「1日の練習は何時間くらいにすれば良いですか?」にも答えられると思います。 一部のボイストレーナーは「正しい発声をしていれば何時間でも歌える」と言う方もいますが、果たして本当にそうでしょうか? 声の疲労度の簡単な算出の仕方 簡単な声の疲労度の算出の仕方があります。 それはこちらです。 声の出し方 × 声の音量 × 時間 =疲労の蓄積ポイント 声の出し方 喉の筋肉に過度な緊張を強いる発声、怒鳴り声やささやき声は声の浪費に繋がります。 出し方の工夫や、出し方の矯正が必要になります。 ボイストレーナーが行うのはこの声の出し方を矯正し、効率的な出し方にする事になります。 声の音量 … 続きはこちら≫

  • ボーカルマッサージの施術家のトレーニングを修了しました!

    2023年4月ロンドンのVOICE CARE CENTREにてボーカルマッサージの施術家のトレーニングを修了してきました。 トレーニングを受けたカリキュラム Module I: Introduction to Palpation 触診法 Module II: The Neck, anatomy and soft tissue applications 頸部の解剖学、軟部組織への応用法 Module III:The Jaw, anatomy, orthopaedic assessment and soft tissue applications 顎の解剖学、触診法と軟部組織への応用法 Module IV: Intra oral treatments including trauma aware practise and hygiene education 口腔内の施術、患者のトラウマへの理解.衛生についての教育 Module V: Laryngeal Manipulation including trauma aware practise, a… 続きはこちら≫

  • プロのアーティスト達の「キー決め」の話し

    プロのアーティスト達のボイストレーニングを担当していると楽曲の「キー決め」と言われる仕事を依頼される事があります。 オリジナル曲を書いている方にも、カラオケで歌う方にも参考になるかと思いシェアしようと思います。 キー決めとは多くの場合で、オリジナル楽曲、もしくはミュージカルなどの公演の中で歌う曲のキー設定を行う事です。 ミュージカルの場合、多くの場合で決められたキーで歌う事が原則となりますが、アーティストや名前や歌声が非常に有名な方の場合「アーティストの歌声の持ち味を活かせるキー設定」と言うのが重要になるので、現実的な話しとしてキー変更はよくあります。 では何がキー設定の重要な要素になるのでしょう? 1 アーティスト自身がある程度快適に歌える事 一般的に考えれば快適に歌える事が最優先されると考えられます。 あまりに低すぎる、高すぎると言ったキー設定では歌う事がストレスとなってしまいます。 2 誰が聴いてもそのアーティストのカッコいい歌声である事 プロの現場では歌声がカッコ良く聞こえる事。これがキー設定をする上で最も重要な項目と考えま… 続きはこちら≫

  • オーディション直前にボイストレーナーを変えるのはあり?

     当スタジオにはオーディション対策のためにレッスンに通われる方が多くいます。 オーディション対策のために新規レッスンのお問い合わせを下さる方もいらっしゃります。 今回は「来週、再来週にオーディションがある」もしくは「明日、本番がある」というシチュエーションで初めてレッスンに来る方についてお話ししようと思います。 結論から言いますと、基本的にはおすすめしません。 オーディションの直前にボイストレーナーを変える、もしくは初めてレッスンを受けるような事はしない方がいいです。 継続的に師事しているボイストレーナーに習いましょう 特定の先生に継続的に歌や発声を習っているのであれば前日や前の週にレッスンを受けることは全く問題ないと思います。 長い間、継続している方法なので大丈夫です。 今回お話ししたいことは「初めて習う先生にオーディション対策のお願いをする」ことについてです。 僕たち使うボイストレーニングの一つの方法論としてどういうことをやるのかということから説明していきます。 ほとんどの場合、慣れている出し方が最も快適に感じます 僕たちの使っているSpeech … 続きはこちら≫

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