2022年 10月 12日 の記事一覧

  • 歌唱に最適な呼吸法とは?

    古くは歌は「呼吸の芸術」と呼ばれていた事もあるくらい重要視されてきました。 近年では声帯の運動解析や共鳴の音響解析に注目が集まり、逆に呼吸は軽視されているように感じます。 声を作るのには呼吸(Energy Source)、声帯(Vibration)、共鳴腔(Resonance)の3つが必ず必要となります。 歌において呼吸は必要な音程、音量、音色を出すのにあたり最適な呼気を声帯に送る必要があり、非常に重要なシステムである事に変わりありません。 呼吸→声帯で作られる原音→共鳴腔 と言った流れのプロセスになりますが、それぞれ三つ巴になっているように考えると良いと思います。 1つのシステムにエラーが生じると全てのシステムに異常が起こるようになります。 とすると、呼吸と言うシステムは共鳴、声帯と同じくらい重要な物になります。 いくつかの例として・・・ ・呼気が少なければ、声門の閉鎖は強くなります。 ・呼気が多すぎれば、(声門の閉鎖は弱くなる事もありますが、多くの場合で)過度に声門を閉じようとし、過緊張を引き起こします。それは声道の形状にも影響を及ぼします。… 続きはこちら≫

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