2022年 05月 25日 の記事一覧

  • オーディションでの音域の欄。あなたはどう書く?

    ミュージカルのオーディション等で良く書かれている「音域を書く欄」。 「どの様に書けばいいのですか?」 とかなりの頻度で質問を受けます。 この質問。本気でお答えしようとすると非常に難しいのです。 なぜ音域を書く程度の事が難しいのか? あるミュージカル女優さんのホームページのプロフィールに書かれた音域は以下の通りです。 E3からG6まで。 これを鍵盤上で表すとこんな感じです。 3オクターブ以上ですので、めちゃくちゃ広い音域になります。 ここで生まれてくる疑問は 「実際に歌唱に耐えられる音色で歌える音域なの?」ですし 「どの音楽ジャンルでその音域を使えるの?」もありますし、 「これに書かれた音域で声を伸ばす事もできるの?」も出ますし、 「1曲でその3オクターブを縦横無尽に動き回れるの?」 これらです。 この女優さんが声楽曲を歌うソプラノでしたらE3の音をだす事はほぼありません。 ましてやG6でベルティングなんて出来るわけもありません。(笑) ここで重要になるのが歌う音楽のスタイルやジャンル、音形、諸々の条件にによって声の出し方… 続きはこちら≫

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