桜田ヒロキヴォーカルスタジオ

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PodCast by SLS master instructor John Henny


Lesson 4 Finding Connection




[TIME: 0:10]
こんにちは!John Hennyです。
今日も私のPodCastを聴いてくれてありがとう!

今日はコネクション(繋げる)の見つけ方についてお話をしようと思います。
前回のレッスンではリリースを集中的に練習しました。
首の周りの飲み込む時に使う筋肉を高音で使わないようにしましたね。

[TIME: 0:25]
今日はコネクション・・・つまりは声帯の2枚のひだ同士をくっつき合わせる事について学んでいこうと思います。
ヘッドヴォイスへのリリースを行うのにプラスして声帯を2枚のひだを合わせておく事を学びます。

[TIME: 0:35]
究極的には前回学んだように、食べ物を飲み込む時に使う筋肉を巻き込まずに安定した喉頭の位置を保つ事。
そして全ての音域において声帯がきちんと合わさっているようにしていきます。
もし、この2つを合わせ持ったならみなさんは素晴らしいシンガーになるための扉は大きく開いたともいえるんですよ!

[TIME: 0:48]
今日のレッスンでは声帯を合わせておくためのエクササイズをやっていきましょう。
では誰かが何かを言った事に対して相槌を打つように「mm hmm」と言って見ましょう。


「mm hmm」

※桜田ヒロキMEMO
これは英語でのやりとりに使われるものですので、みなさんにはなじみがあまりないかもしれません。
でも外国の映画などで聞いた事のある方も多いと思います。
聞いた事のない方はとりあえずJohnの後についてモノマネをしてみましょう。

いいですね。

「mmm」

[TIME:1:04]
いい感じですよね。
きちんと声帯が合わさっていて、声を締め上げていません。
今の状態は正しい発声をおこなっている状態と言えますね。
喉頭は上がってきていませんし、きちんと声帯が合わさっています。

この時の状態を高音に行っても維持しつづける必要があります。

[TIME: 1:20]
よくある事ですが、みなさんが歌を歌う時、まるで頭を「歌うモード」に切り替えすぎてしまう事があります。
そして「Speech Level」ではない状態を作ろうとしてしまいます。

[TIME: 1:30]
その例を挙げるとしたら歌う時にこんな風になります・・・。

Oh Danny boy・・・(息っぽく)
こんな風にはしゃべらないですね。

※桜田ヒロキMEMO
女性に多いヴォイスタイプです。
歌い出した途端に声を息っぽくしてしまうパターンですね。

もしくは
Oh Danny boy・・・(変なオペラ歌手のように)
こんな風にもしゃべらないですよね。

※桜田ヒロキMEMO
ボクの経験上、「軟口蓋を上げて!」とか「顔に音を当てるように!」といった教育を受けてきた方に多いヴォイスタイプだと思います。

[TIME: 1:40]
こういう風にしゃべります。Oh Danny boy・・・
Oh Danny boy, the pipes, the pipes are calling・・・

calling・・・
でもなく・・・
calling・・・

でもなく、callingですね。
calling・・・

[TIME: 1:54]
私達は最もナチュラルな本当の声を見つける必要があります。
さきほど「mmm」と発音した時のように声帯が合わせておいて・・・何度も言いますが、この状態を全ての音域で使えるようにしなくてはいけません。

みなさんはエクササイズをする時に最初から大きな声で強い声で歌おうとしないで下さい。声はエクササイズをするにつれて育っていくものです。
声の整った状態「バランス」を投げ出さないようにしましょう。

[TIME: 2:15]
ちなみに低音が高音以上に楽に発声できると言うのは理にかなっています。
そして柔らかい声で歌う方が大きな声で歌う方が楽といえることも同じです。
でも私達は苛立ちを覚えます。
なぜなら高音を強い声で歌いたいシチュエーションも多いからです。
そしてチェストヴォイスを持ち上げてしまい叫ぶように歌ってしまいます。
それでは声はうまく機能しません。ですからみなさんは我慢しなくてはいけません。

※桜田ヒロキMEMO
Johnの言うとおり正しい状態でパワーをつけるのにはそれなりの時間がかかります。
「正しい軽い声」は強い声に進歩していきますが、「間違った強い声」は決して正しい声に進歩しない事を覚えておきましょう。

[TIME: 2:30]
ではエクササイズです!
これからちょっと鋭いエッジーな音を作っていきます。
ちなみにこれはみなさんが歌う時に使う声ではありませんからね。

これからやるのは前回のリリースのセクションでみなさんと一緒に行った「だぁ〜」と言う声とは逆の事をやっていきます。
鋭いエッジーな音を作っていきまきます。

[TIME: 2:50]
この時に少し喉頭は上がってしまうと思いますが、ご心配なく!別にこの歌い方を実際の歌で使っていこうと言うわけではありません。
このエクササイズの効果が出た時にはこの感覚と言うのは捨てていきます。

でもこのエクササイズは声帯をきちんと合わせていくためにとても有効なものです。
これを行う時には決して大きな声で歌おうとせずに、声帯をきちんと合わせておけるように、最低限の息の量を使うようにしましょう。
声帯を合わせるためにぐ〜っと締め付けるような緊張を感じないように注意をしてください。
力を使いすぎに声帯が合わさっている状態がまるで自然に起こっているかのようにエクササイズをしてください。

[TIME: 3:20]
それでは「K.A.Y」、「KAY(ケイ)」と発音していきます。
今回は少し長いスケールを使っていきます。何度か練習してスケールを覚えてしまってくださいね。

スケールはこんな感じです。

[TIME: 3:35]
※デモンストレーション
「KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY」

※桜田ヒロキMEMO
このスケールは1オクターブ半フレーズでSLSインストラクターがよく使うスケールです。
ボクのレッスンに来る時にも前もってこれを覚えておきましょう。
レッスンの効率がよくなります。

音量は大きくならないように、私がやったくらいの感じで練習していきましょう。
小さな声でエッジ(鋭い音)を探していきましょう。

こんな感じにはしないで下さい。

[TIME: 3:48]
※デモンストレーション
「(締め上げた声で)KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY」
・・・強すぎです。

もしくは
[TIME: 3:51]
※デモンストレーション
「(息っぽい声で)KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY」
息が多すぎて、声帯が合わさっていない状態になっています。

このエクササイズをより簡単にするためのアイデアとしては・・・少し泣いてぐずっているように・・・もしくはちょっと魔女のおばあさんをイメージしてやるといいかもしれません。
「こんな感じに。。。」

必要なのは少しのエッジ音ですから・・・

[TIME: 4:07]
※デモンストレーション
「KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY」
これがこのエクササイズで必要な全てです。

では、また一般的な男性の1回目のボイスチェンジの場所からスタートしてみます。

いいですか?
さぁはじめましょう!

[TIME: 4:24]
※デモンストレーション
「KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY」

[TIME: 4:38]
もし高すぎるようでしたらストップしてくださいね。

女性の方、入って来てください。

エッジを見つけましょう。

[TIME: 4:55]
男性の方はこの辺りでストップする必要があるかもしれません。
もしくはもう少し早いところでストップしたいかもしれません。
でも大丈夫ですよ。決して声を押し出さないように注意してください。
もし声が詰まってくる感じがしたらどんどんヘッドボイスにリリースして行きましょう。


[TIME: 5:05]
※デモンストレーション
「KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY」

[TIME: 5:18]
いいですね。
エッジを足しましょう。

「KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY」

[TIME: 5:33]
大丈夫ですよ〜。
ほとんどの方がこの辺りでストップしたいでしょう。

[TIME: 5:42]
さぁ戻りたい音程で戻ってきてください。
エッジをキープしましょうね。

[TIME: 5:50]
「KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY・KAY」
戻りたい音程で戻ってきてください。

いいですね〜。

[TIME: 6:28]
男性の1回目のボイスチェンジあたりに戻ってきました。
女性には少し低いですね。

いい感じです。

このエクササイズを繰り返していきましょう。
これらのエクササイズは変な声で行っていますが、これは単純にエッジ音を足しておくためのエクササイズなので心配しないでくださいね。

[TIME: 6:48]
もしこのエクササイズで痛みを感じたり極端な緊張を感じたらこれを一度ストップして最初の「Finding Release」のエクササイズに戻って下さい。
そのエクササイズはみなさんにより大きなリリース感を与えてくれるでしょう。

[TIME: 7:02]
今回のエクササイズはコネクションですのでリリースとはある意味で正反対の事を行っています。
最終的にはこれらのちょうど真ん中をとりたいのですが今のところは両極端のことを行って体に覚えこませていっています。

もし質問があったる場合は・・・
john@johnhenny.com

もしくは私のWEBサイトまでぜひ来てくださいね!
http://johnhenny.com

※桜田ヒロキMEMO
Johnは日本語は話せませんので、こちらのメールアドレスに日本語のメールを送らないように注意してくださいね!

エクササイズは無理をしないで出来るところからステップバイステップでやっていきましょう。
次のエクササイズまで歌う事、そしてこのジャーニーを楽しむ事を忘れないでくださいね!

Thanks a lot, enjoy the journey!


桜田ヒロキよりコメント


はい!お疲れ様でした。
今回は「コネクション」と言う事で、前回「リリース」でヘッドヴォイスに解き放った声をつなぎとめておく事にフォーカスをおいたエクササイズでした。
このエクササイズで声帯同士をくっつき合わせていくのは、みなさんがヘッドにリリースした声にパワーをつけ、強力なミックスヴォイスを身に付ける云わば準備をしていると思ってくれればよいかと思います。

他のエクササイズでは少し鼻にかけた声で「Ney(ネイ)」という発音で行っても良いと思います。
エクササイズは少し鼻にかけたような声でやると効果的で、ここで鼻にかけた声できっかけを掴んだのなら少しずつそれを普通の声に戻していきましょう。

この事についてはボクのブログにも詳しく書いているのでぜひ参考にしてみてくださいね。
息っぽい声の撃退法!

まらエクササイズは根気強く日々行う事を忘れないでくださいね。
前回のFinding Releaseと、今回のFinding Connectionを交互に行う事で体は徐々に感覚を掴んでいきます。